• お菓子と栄養教育で栄養改善@カンボジア

    NOM POPOKでは、POPOK DROPS会員(詳細はこちらをクリックしてください)の皆様に、毎月5ドルずつご支援をいただき、学校やフリースクール、孤児院などにお菓子と栄養授業を届けています。カンボジアではコロナの影響で学校がしばらく休校しているので、受け入れてくれる所が少ないのですが、お菓子は敷地外で受け渡しして、栄養授業はビデオやオンライン授業でするなど、対応しています。

    そんな会員の皆様のご支援を受けて、先月は、孤児院へのお届けに加えて、近所の子どもたちにも栄養授業を行いました。

    授業のテーマは、野菜と果物を知る!です。小難しい勉強ではなく、ゲームを通して、主に野菜に慣れたり親しみを感じてもらうことが目的の、低学年向けの授業です。今回は、近所のお宅にお邪魔して、その付近に住む小学2年生3人組に集まってもらいました。

    床(や机の上)に、様々な野菜や果物が描かれたカードを置きます。そして、講師役のNOM POPOKスタッフが、特定の野菜や果物の特徴を一つずつ読み上げ、子どもたちは、説明されたと思う野菜や果物のカードを選び取ります。説明をよく聞かずに間違えたカードに触ってしまうと、おてつき。日本でいうカルタみたいなゲームです。

    やはりゲームになると子どもたちの食いつきが違います!必死にカードに食らいついてました。

    カードをゲットした後は、その野菜が好きか、どんな料理に使われているかなどを話し合います。

    しかし、やはり野菜はあまり人気がない様子。全然食べられないという子もいました。お肌がきれいになるよ、病気になりにくくなるよ、などと、少女たちの心をくすぐりながら、野菜を食べるように促します。ゲームを通して、少しでも野菜に関心を持ってもらって、食べられる量を増やしていってもらえればと思います。

    私たちも長らく対面の栄養授業ができていないので、小さな取り組みでも大変楽しかったです。会員のみなさま、ありがとうございました!