• お菓子と栄養教育で栄養改善@カンボジア

    今日は、公益財団法人CIESF様の運営する幼稚園、CIESF リーダーズアカデミー(http://www.ciesf.org/activities/consistency/)にて、年中さんクラスのお子さん(4~6歳)27名に、PoPok蒸しケーキを試食してもらいました。

    きな粉、ココア、モリンガの3味を1袋に詰めて、一人ずつに配ります。

    袋には、それぞれのケーキの栄養成分表と、栄養豆知識のメモをつけました。

    (PoPok ケーキには、卵を使っています。卵には、筋肉を作り、子どもの体の成長を助けるタンパク質が含まれています。)

      

    幼稚園の子どもには難しい内容なので、自宅で親御さんに見てもらえる様にクメール語で記載しました。食べる前には、クラスの先生が、豆知識を読み上げ。

     

    さて、いただきまーす!

    多くの子が、袋の一番上に配置されているきな粉味から食べてます。むしゃむしゃ頬張る子どもたちから「美味しいよ!」と嬉しい一言。

    次に、モリンガ味。あれ、なんだか静かになってしまった… 食べられない子、食べるスピードが落ちる子も。 気をとりなおして、ココア味。こちらは、まずまず好評。モリンガを諦め、ココアに手を出す子も。

    食べ終わってから、先生の「美味しかったかな?」の質問には、やはり、きな粉味が一番人気。「モリンガが美味しかった子は?」5人が手を挙げました。27人中5人なので、残念ながらかなりの少数派です。

    栄養価が高くても、食べてもらえなければ本末転倒。モリンガケーキは、もう少しモリンガの量を減らして、子どもたちが食べられるように調整することになりました。

    ご協力くださったCIESFの職員のみなさん、園児のみなさん、どうもありがとうございました。