PoPokのお菓子を定期購入してくださっているお客さんから、嬉しいニュースが届きました。
JHP学校をつくる会(http://www.jhp.or.jp)は、カンボジアで学校建設だけでなく、音楽教育や美術教育を実施している日系の非営利団体です。プノンペンにある、CCHインターナショナルスクールでも、週1回、CCHが運営する児童養護施設に暮らす子どもや、地域の小学生を対象として、アートクラスを実施しています。そして、そのクラスの途中で食べるおやつに、PoPokのお菓子を購入してくださっています。
お菓子は毎週お届け、栄養教育は隔週で実施しています。毎回トピックを変えて実施するこの栄養教育の成果が、少しずつ見え始めていると、JHPの日本人職員さんから教えてもらいました。
(↑ 栄養教育の様子、2枚目の写真では #ネスレヘルシーキッズ の教材をお借りしています。)
私たちがこれまでに実施した栄養教育のトピックの一つに、「おやつと砂糖」がありました。みんなが普段よく食べるお菓子や、清涼飲料水に、どれくらいの砂糖が使われているのか、それが1日の摂取上限量(10歳で約25g)と比較するとどうか、などを、実物の砂糖も使って、確認しながら学びます。
(↑ これは、別の学校で実施した、同トピックの栄養教育の様子です。CCHでのセッションは写真がないため、代用させてもらっています。)
自分たちの普段の食生活が、どれほど砂糖を過剰摂取していたかを知り、ひっくり返って驚きを表す子もいたり、なぜか必死に言い訳を始める子がいたりして、笑いながらのセッションになります。
理解しても、行動変容はまた別の問題。ゆっくりでも、ひとりでも、考え方や食べ方が変わる子がいたらいいな、と思っていました。
今、CCHでは、自分が食べようとするお菓子の栄養成分表を見てくれと先生に頼んだり、砂糖の含有量はいくらかと質問する子たちが出てきたそうです。
そして、「(CCHのアートクラスに出席している)カンボジア人の職員も、PoPokの栄養セッションを聞いて、栄養知識を他の職員にシェアするようになった」とも聞きました。
(↑ CCHの子どもたち。おやつ食べ終わりました。頭につけているのは、この日のアートクラスでの成果物。水牛の角をイメージしているそうな)
少しずつ、私たちのお菓子と栄養教育を通じて、食生活の見直しを始めてくれたら嬉しいです。これからも頑張ろうと思えた出来事でした。