• お菓子と栄養教育で栄養改善@カンボジア

    カンボジアの原材料で作ったハーブティーやシロップなどを販売されているデメテルさんより、ハイビスカスジャムをいただきました。そのジャムを使って、ジャムサンドクッキーを作り、約130人の子どもたちに届けました。

     

    このジャムは、デメテルさんのお客さんが購入したものの、新型コロナウイルスの影響で商品のピックアップができないままに帰国され、行き場を失っていたものです。このお客様が、ご厚意で「カンボジアの子どもの食育に使ってください」と言ってくださり、デメテルさんからNOM POPOKのお菓子に使えないかと、お話しをいただきました。

    お話をいただいた時は、カンボジアでも全校休校が始まっていました。それから約4ヶ月、いつになったら届けられるのだろうとハラハラしていました。

    カンボジアでは、今でも全国的な学校閉鎖が続いていますが、学校によっては、先生たちが地域を回ってグループ学習など、指導を続けているところもあります。場合によっては、分散登校で、短時間の顔合わせを定期的にやっているところも。(校長先生の熱意とリーダーシップ次第なので、ここでも地域格差が広がるように感じます…)

     

    今週、こうした機会を利用して、小学校にハイビスカスジャムクッキーを届けました。

    また、6年生の約20名を対象に、塗り絵を使った3色分類の授業もしました。

    その日の自分が食べた朝ごはんを思い出して、食べた食材に色をつけます。多くの子が、黄色と赤色の食品は食べているけど、緑色のグループを忘れがちだということを認識しました。また、予想した通り、朝ごはんに、ジュースやお菓子を食べている子も…

      

    カンボジアの朝ごはんは、ご飯の上に豚肉が乗せたものや、牛肉の入ったお米の麺などが定番で、野菜の出る幕があまりありません。茹で野菜を追加することなどを促しました。

     

    長期休校の辛い時期に、少しでも子どもたちのリフレッシュと、勉強時間に  なったことを願っています。そして、子どもたちが安心して学校に戻ってこられる日が早く来ますように。

     

    なお、今回お世話になったデメテルさんのハーブティーは、日本でも購入できます!

    ↓↓ オンラインショップを覗いてみてください

    https://shop.cam-bp.com/