カンボジアでは、4月13日20時48分に新年が明けました。
みなさま、明けましておめでとうございます。
今年は新型コロナウイルスの影響で、いつもと違うお正月になりました。
4月7日に首相が会見し、「今年はクメール正月の休暇をとらない」と宣言。本来は13日から15日が公休のはずでしたが、お休みは事態が落ち着いてから再設定されるそう。そして、その2日後には、当日の夜中から16日までの期間の、州間・郡間の移動も制限が決定されました。
毎年お正月休暇前には、プノンペンの労働者が田舎に帰省するため、国内大移動が起こります。それによってウイルスの拡散が起こるのを防ぐための対応。緊急事態宣言とかないままに、あっさり色々な決め事がなされ、それが(ところどころ抜けがあるものの)着々と実行されているあたりは、カンボジアらしいです。
そんなわけで、あまり祝賀ムードもないままの新年の幕開けとなりました。
新型コロナウイルスの影響は、3月半ばから、NOM POPOKにもじわじわときていました。全国の学校が休校になり、学校からの注文はゼロに。スタッフの中にも、期限を決めずに田舎に帰ってしまう人もいて(もちろん移動制限が出る前に)、不安は増すばかり、、、 でも、「今できることを!」と、忙しかったこれまでずっと手が回らずにいた作業なんかを進めながら、残ったみんなでワイワイ頑張っています。
そういうわけで、新年の願いは、、、
まずは新型コロナウイルスで大変な思いをされている人たちに、一刻も早く平穏な日々が戻りますように。そして、カンボジアの学校が無事に再開され、私たちも早く先生方や子どもたちに笑顔で会えますように。
今年も、NOM POPOKをどうぞよろしくお願いします!!