2021年が終わろうとしています。
カンボジアは1月1日こそ祝日ですが、本当のお正月は4月のクメール正月。年末は31日まで、年明けは1月2日から普通に働きます。2022年は1月2日が日曜日なので、仕事始めは1月3日です。
ここ最近、とにかく慌ただしく過ごしてきたので、年末年始に何日か休もうなんてことを思いつく暇もなく、大晦日を迎えました。
振り返れば、本当に色々なことがあった一年でした。
コロナ一年目の2020年を何とか乗り切り、2021年は復活の一年にするぞー！との意気込みむなしく、2月末には再度全国的な休校。ロックダウンや予防接種キャンペーンを経て、11月からは「封じ込め」から「共生」へ、急激な方針転換。いつの間にやら、状況に一喜一憂することをやめて、ただその日とその翌日だけを見て過ごすようになりました（経営的にはNGなんですが…）。
NOM POPOK 内での人の出入りもありました。様々な事情で何人かを見送り、何人かを迎え入れ。そしてもちろんこれまでと変わらず、ずっと頑張ってくれているスタッフも。コロナで活動が止まっても、その中でできることを一生懸命やってくれる姿には、励まされました。
高校生と一緒に商品開発したり、管理栄養士さんと新しい食育教材を作ったり、オンライン授業をしてみたり、食育絵本を作ったり、魚屋さんのふりかけプロジェクトに参画したり。当初の想定とは違うだいぶ違う一年を過ごすことになりましたが、振り返ってみれば、学校がお休みでなければできなかったような挑戦ができたことで、私たちの活動や知見を広げる結果にもなりました。
と色々言いましても、NOM POPOKとして、また1年を乗り切れたことにほっとしているのが一番。2022年はどんな年になるだろうと、ドキドキしながら迎えます。皆様、次の1年も、NOM POPOKを、どうぞよろしくお願いいたします！
