• お菓子と栄養教育で栄養改善@カンボジア

    日に日に暑さが増しているように感じるプノンペンです。

    本日は、プノンペン市内のNew World Schoolにお邪魔しました。学校名は英語ですが、カンボジア人が運営する私立校です。幼稚園生から高校生まで2,000人ほどが通う大きな学校です。なんと校長先生が迎えてくれました。

    「10歳ぐらいの子どもたちに食べて欲しい」とお願いすると、「ちょっと待ってて、みんな呼んでくるから」と校長先生。

    わーぉ! 明らかに、用意したお菓子の数より多い数の子どもたちが!!

    そういう訳で、ひとり一袋渡そうと思って準備していたところ、予定を変更して、一袋を友達同士で分けながら食べてもらうことになりました。口々に「美味しい」と言ってくれて、食べた量が少なかったこともあるのか、もっと食べたい様子の子どもたち。

      

    そのあと、教室にも招いてくれました。5分ほどの時間でしたが、食品ピラミッドを用いて、健康的な食生活に関する説明をしました。

    ついでに、学校内の売店も視察させてもらいました。ここで売られるお菓子の値段は、500リエル〜1500リエル。やはり値段競争が厳しいです。しかし、いつの間にか、校長先生も「自然な味付けで作ってるから、体にもいいよ。ほら、このサンプル食べてみて、美味しいよ」と、売店のおばさんに売り込み。

    売店の店主さんたちは、PoPokケーキがきちんと商品化されたら、学校に4店舗ある売店に少しずつ商品を置いて*、子どもたちの反応を見ると約束してくれました。

    ( *こうした売店は、委託販売のかたちをとっていることが多いです。会社は、売店に商品を持ち込み、売店に販売を委託します。売店は商品を子どもたちに売り、会社は売店からこの商品にかかる売上を回収すると同時に、売上額に応じて売店に委託販売料を払います。)

     

    明日で、プノンペンで調査を開始してからちょうど1ヶ月です。プノンペンでの調査は一旦終了し、明日はもう一つの調査地シェムリアップに向かいます。