PoPokの事務所兼厨房から歩いて5分ほどのところに市場があります。
お肉や魚介類、野菜や果物、食材なら大抵のものが売ってます。生活用品やおもちゃも。
豚肉や鶏肉は、生前の姿を止めた状態で売られているものも多く、始めて訪れる方はショックを受けるかもしれないグロテスクさ。私たちは、もう慣れましたが…
そんな市場にあるたまご屋さん。若いお母さんが、2歳ぐらいの男の子を連れて、毎日営業しています。ここで大量にたまごを買うようになったある日、お母さんが、「このたまご、いったい何に使ってるの?へー、子どものお菓子?じゃぁ、今度もってきて」。
ということで、蒸しケーキと焼きドーナツを持って行ったら、この少年が蒸しケーキをいたく気に入ってくれました。それ以来、彼は、私たちをお菓子屋さんと認識。PoPokの大事なお客さんになりました。近所のちびっこ仲間にも、指をさして教えてくれている様子は、本当に可愛いものです。
先日、PoPokバイクで、たまごを買いにお店に行きました。
👦「きたきた〜 お母さん、お菓子かって!」と少年。
でも、その日はお菓子の持ち合わせがありません。🐰「ごめん、今日はないの」
👦「いや、そこ(バイクの宅配ボックス)にある!!」
🐰「ないのよ」
👦「ある!お菓子食べたい!」(ギャン泣き)
抱き上げて、空っぽのボックスの中を見せてあげて、ようやく落ち着きました。そんなにPoPokのおかしを愛してくれるなんて。こちらも感激で涙が出そうでした。
ちなみに、お菓子は、約束通り翌日に届けました。