• Making healthy snack for Cambodian children

    長期休暇が多いカンボジア。雇われの身だった頃は、休みのたびに旅行したりしてのんびり過ごしていたけど、自分で事業をやっているとそうはいきません。私たちのお菓子は、病院給食にもなっているので、まさに年中無休です。

     

    今月半ばは、今年3回目の長期休暇「水祭り」があってお休みが続きました。うちのスタッフも田舎に帰ったり、地方に遊びに行ったり。で、お休みが終わって、「また働くぞー」と思ったら、結局3人いるスタッフのうち1人しか帰って来ませんでした。長期休暇あけに辞める人続出とは、よくあることです。4月のクメール正月、9月のお盆、どちらでも経験済み。しかし、慣れていてもやはり傷つくものです。

     

    そんな、ひとりだけ戻ってきてくれた勇者と一緒に働いています。よく言えばクール、悪く言えば愛想のないアドゥールという名の女子。うちで働いていて、本当に楽しいのかなー、、、と何度か思ったけど、意外と楽しんでいるらしい。なんと言っても、長期休みの後に戻ってきたんだから。私のへっぽこクメール語の聞き取りも、だいぶ上手になりました。

     

    昨日の晩、「クタクタだな〜」と思いつつ、でも翌日のオーダーのための在庫確認をするために、冷凍庫を覗きました。そしたら、これが。

     

    アドゥールが、たくさん作って冷凍しておいてくれた、きなこ蒸しパン。黄色い蒸しパンはいろんな種類があるから、冷凍庫に入れる際に、タッパーに味を書いておいてもらうのだけど、まさかの日本語表記!!

     

     

    毎朝、その日の生産予定を、彼女に伝えます。日本語で書いたホワイトボードを前に説明して、彼女が必要に応じてクメール語で追記します。

     

    昨日は、きなこ蒸しパンを大量生産する日だったのですが、アドゥールは、「クメール語で書いても、ヒロコは読めないだろう」と考えたらしく、ホワイトボードの「きなこ」の字を真似て、日本語で書いてくれたみたい。

    冷凍された蒸しパンを、その日のオーダーに応じて解凍するのは、朝一番から働く私の役目なので、私が味を読めなければ困るだろうと考えてくれたのでしょう。

     

    アドゥールが、業務を少しでも円滑に進められるように考えてやってくれたんだ〜と思ったら、このひらがながすごーく愛おしく感じました。チームで働いているって感じがして、励まされました。純粋に、明日も頑張ろう〜って思えました。